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社旗や安全旗、安全衛生旗などは年間を通して掲揚するものですがなびきやすくするた為に軽い素材を使ったり、汚れがつきにくい化学繊維の生地を使ったりといろいろな方法を考えお客様のご要望にお応えしておりますが、その中でも多くお問い合わせいただく内容が社旗を長持ちさせる為に何か方法はないの??といったお問い合わせです。品物のの素材がほとんど生地のみで構成されている旗をどの様な方法で長持ちさせるのか今回はこの方法についてご説明させていただきます。

生地の補強という方法があります。

社旗や安全旗は生地を染めたり印刷したりして色付け作成されますがこの色付けが終わったら縫製という作業に入ります。仕様内容や生地によってはヒートカットと言ってホツレ防止加工をしながら切断のみで縫製がほとんどなく仕上がってしまうものもありますが木綿やテトロンツイルその他の生地では周囲を巻いて縫製をします。この縫製で補強も含めた作業になるのですがこのほかに生地を長持ちさせるための補強方法がいくつかございますのでご紹介させていただきます。

補強の種類

旗は風でなびく為、どうしても外側からほつれてきます。特に角が多く旗の掲揚を多くされている多くのお客様はこの悩みになるのではないでしょうか。その対策として
角の補強
この様な角にミシンを入れる補強がございます。一番目ほつれやすい箇所をピンスポットで強くする方法ですので補強の中ではこの方法が一番多くご注文をいただいております。

次にほつれやすい外側を全て補強するタイプです。

補強2

とても強い補強なのですが風当たりやサイズによってはこの補強が原因で今までとは違った場所がほつれてくる可能性があります。生地に対して負担がお大きいと思われます。

そして最後にシンプルな補強です。

補強3
こちらの補強はいたってシンプルです外側2箇所にL字でミシンを入れる方法ですが上2つの補強と比べてデザインが崩れないというのが利点かと思います。

補強をしないのが基本です

社旗を掲揚する場所はその企業によって違います。風当たりの強い場所、例えば海の近くや船の上、山からの降りてくる風が常に吹いているところ、また、日光が直接あたり日陰にならないところなど掲揚する場所によって変わってきます。上記でご説明させていただきました補強はお使いの環境に合っているかがわからない為はじめにご注文いただく際は補強無しをおすすめいたします。使用頻度、環境、実際に掲揚できた期間などのデータをとってから補強された社旗のご注文をされる方法をお勧めいたします。

こちらの記事でもご説明させていただいておりますが補強では無く生地の種類や注文枚数を変えて単価を変える方法もございますのでお困りの際はお気軽にお問い合わせください。

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